フレデリカ LOVE 邦画<ネタバレ>

内容を知っている方だけどうぞ。ネタバレで感想や評価を書いています。たまに批評・解説になっちゃっているところもあり。

映画『ラブライブ!サンシャイン!!』80点/後日談だからこそ描けるテーマ/ネタバレ感想と評価

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こんにちは。フレデリカです。

正式名称は「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」だそうです。

 

ラブライブ!サンシャイン!! - 作品情報

作品情報

www.lovelive-anime.jp

あらすじ&鑑賞前感想

www.youtube.com

正式タイトル:「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow
浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ!」で見事優勝を果たしたAqours。新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発!?さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に!?離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは―? 

ラブライブ!サンシャイン!! || TOHOシネマズ

昔見たラブライブとは全く違う物語らしい。舞台を全く変えての二作目。

前回はラブライブの記念お祭り映画でした。今回は違うのかな?

 

原作はアニメが二期で全26話。ラブライブ全国大会で優勝して卒業をしたそうです。、、、ってwikipediaを「物語を知識として取り入れる」ために使っちゃだめだよねぇ。物語は楽しむものであって知識として身に取り入れるものじゃないんだから。、、、。

その先の話(映画)を見るためにアニメ版を知識として取得してしまいました。ラブライブさん、ごめんなさい。

 

入場特典。よかったらどうぞ

ユニークなシリアルだろうから早い者勝ちっすよ

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ここから先は ラブライブ!サンシャイン!! の感想です。ネタバレしてます!!

 

ラブライブ!サンシャイン!! - キャラクターと俳優

キャラクター名の後の数字はググったときのヒット件数。ある程度の人気のバロメーターかなーと思ってみた。

黒澤ダイヤが一番人気のようです。

高海千歌(540万) - 伊波杏樹さん
桜内梨子(500万) - 逢田梨香子さん
渡辺曜(670万) - 斉藤朱夏さん

2年生チーム。

少年漫画だと野球部キャプテンの千歌が気負いすぎて空回りするって流れなんでしょうけどね。
卒業したのは”先輩”ではなく”頼りになる仲間”です。六人になってからの形を模索し始めました。

そのスタートなので最後がちょっと、、、ねぇ。

 

国木田花丸(600万) - 高槻かなこさん
黒澤ルビィ(640万) - 降幡愛さん
津島善子(570万) - 小林愛香さん

1年生チーム。

花丸の”ずら”は慣れなかったなぁ。善子の中二病は見ていて楽しかったね。

 

黒澤ダイヤ(730万) - 小宮有紗さん
松浦果南(440万) - 諏訪ななかさん
小原鞠莉(360万) - 鈴木愛奈さん

3年生チーム。

高校生の時代は1年違えば天と地の違いがありますが、彼女たちもまだ十代。プロのアイドルとして活動を始めても遅くはないよねー。

 

鹿角理亞(23万) - 佐藤日向さん
鹿角聖良(7万) - 田野アサミさん

ラブライブ全国大会の優勝候補筆頭だったのかな?物語としての盛り上がり上、有力チームは決勝には行ける確率は高くないので、、、、

千歌たちの悩みと根本を同じくする理亞の焦り。ダンスしあったことによって一つ悩みが吹き飛びましたが、理亞の道はまだこれから。

 

渡辺月 - 黒沢ともよさん

Aqoursに入って新しい形の象徴になるかと思いきや、最後まで”協力者”でした。

 

ラブライブ!サンシャイン!! - ネタバレ感想 ( 80 / 100 )

本記事を見る前の注意:筆者は乃木オタです。

後日談だからこそ描けるテーマ

「別れ」を描くのは、結束の次の段階です。ラブライブ全国大会優勝という大団円を迎えての次のステージになります。

 

「別れと出会い」。今回は「別れ」と「出会い」の真ん中にあるものが描かれてました。「出会い」(=新入部員)が入る前の「別れ」に対する気持ちの整理。

そのほとんどの場合は「出会い」によって「別れ」を違うパワーにしていきます。ですが、本作は「別れ」とその意味に特化しています。

 

不気味の谷

瞳を気合入れて描かれてます。どのシーンでも丁寧に書かれているのが分かります。それがね、不気味の谷のそばまで来ちゃってました。

dic.pixiv.net

もはや人の目を表現しようとしている別の何かに見えてしまっていました。たまに気持ち悪いシーンがありました。

それとおっぱいの影を一所懸命書いてあったのも違和感を感じたんだよなぁ。そんなに一生懸命書かなくても、、、、。 かえって扇情的なものを感じてしまったよ。

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 おっぱいの下の影は女性キャラには必ず書かれてました。

 

フラッシュモブ的なパフォーマンス

鞠莉は母親との価値観の違いから、パフォーマンスで観客を感動させることを約束しました。その流れでAqoursはイタリアの広場で踊りだします。

そんな突然、踊りだして通りすがりの人々が感動するわけが、、、、あ、乃木坂46でやってた!拍手をもらってた!

 

13日の金曜日のPV。どこまでが仕込みかはわかりません。犬を持ってキョロキョロしている男の子はたぶん仕込み。


乃木坂46 『13日の金曜日』Short Ver.

フルバージョンのラストでは拍手をもらった後、逃げるように撤収していきます(笑)

 

ついでに乃木坂46のアイドル部


乃木坂46 『そんなバカな・・・』Short Ver.

 

最後は6人じゃないのね

 私が思いつくような程度のクライマックスだと最後は6人です。ラブライブを頑張る6人と自分たちの道を歩き始めた3人という形。

本作だと、上記を描いていた後、イメージ映像の中で9人で踊ります。

 

なぜ最後はもう一度9人にした? 

単純に考えればファンサービスなんでしょうが、ラブライブ!サンシャイン!!のアニメ版を見ておらず、単体映画としてみた私としてはちょっと腑に落ちない。

前知識「アニメ版があってその続き」ということを知っていれば、単品の映画として成立できるテイストを保っていただけに最後が9人っていうのはちょっとなぁ。

 

9人で踊っていたころのダンスを6人で表現する

  ではなく

6人なら6人の表現方法がある

  の方が新生Aqoursと思うんだけどね。

 

変化に対応する、楽しむ。

アイドルに特化した話をしているつもりはないんだけどね、色々なことに当てはまることだと思うんだけどね、
ちょっと前の乃木坂46の記事でこんなことを書いてます。

 

乃木坂46アンダラ行ってきました! - フレデリカは日本映画ばっかり見ています<ネタバレ>

良い言い方をすればオリジナルに対する愛。悪い言い方をすれば固執

(中略)


一見、オリジナルに義理立てしようとしているように見えますが、
変化に気持ちがついていけてないことを正当化しようとしているんでしょうね。

継承した作品を見てオリジナルを見たいと思うことは当たり前でしょう。だって継承しようと決定するほどのパワーをオリジナルが持っていたのだから。
けど、継承・変化したものを受け付けられないのは話が違う

変化を楽しんでいきたいよなぁ 

 本作のテーマは継承・変化だと思うんですよ。それなのに最後に提示されたのはオリジナルの形。

9人でなければAqoursではない!というオリジナルへの固執に見えてしまったんですよ。

ラブライブ!サンシャイン!!の門外漢の私はここまでかなぁ。

 

ラブライブ!サンシャイン!!のベストシーン

映画のキモ

イタリアで千歌が悩みを口にした時に、みんなは千歌の胸の中にいると励ましたシーン。

「別れ」は「縁がきれる」ということじゃないってことですよ。

冗談

鞠莉の結婚を聞いた時のメンバーのボケ畳みかけ。

 

きれい・かわいい・色っぽい

善子が中学生時代の同級生にあってしまった時の慌て方。

 かわいかったです。

 

ラブライブ!サンシャイン!!の評判

3.24/5.0 (yahoo映画 2018/01/06)

文章を書いている人は「ハードル上げれば楽しめるんじゃない?」が一番の高評価かな。そんなに高く評価している人はいない。

最後が9人だったことに対する違和感を書く人も多い。

 

その他

私のこと

一月二日に実家の近所を歩きました。イングレスという「歩きまくれ!」というゲームです。

1/2ゆえの特徴「公共機関がすべてお休み」、中途半端な田舎で立派な舗装道路の割にはコンビニはない。

それが融合した結果、下の地図の南西から北東への2kmの道に名前がつきました。

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ウンコがまん失敗ストリート。

 

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監督:-酒井和男さん-

脚本:-花田十輝さん- 

俳優:-伊波杏樹さん-  -逢田梨香子さん-  -諏訪ななかさん-  -小宮有紗さん-  -斉藤朱夏さん-  -小林愛香さん-  -高槻かなこさん-  -鈴木愛奈さん-  -降幡愛さん-   -田野アサミさん-  -佐藤日向さん-  -黒沢ともよさん-