こんにちは。フレデリカです。
怒りのままに書いたレビュー
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー - 作品情報
作品情報
- キャスト:佐藤健さん 有村架純さん 波瑠さん 坂口健太郎さん 古田新太さん 吉田鋼太郎さん
- 監督:山崎貴さん
- 脚本:山崎貴さん
- 公開日:2019.08.02
- ジャンル:テレビ会社制作
- 上演時間:103分
- レーティング: G
あらすじ&鑑賞前感想
少年リュカは父パパスと旅を続けていた。その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる――
それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?
私はファイナルファンタジーよりもドラクエ派でした。
剣と魔法の温かみのあるあの世界観が好きです。
書いてて気づいたんですが、ドラクエの一撃ってファイナルファンタジーにはない重みがあるんですよ。
剣で切り込んだ時の重みを手にズシッと感じたのは一度や二度ではないです。
ファイナルファンタジーでHPの高いキングベヒーモスを倒した時は”やっとHPを削り切ったか”という感じ。
なのに、ドラクエのギガンテスをやっつけた時は”よっしゃー!”っていう感じ。
.....おっと話がそれまくった。そんなこんなで私はドラクエが大好きです。
キャラクターデザインは鳥山明さんじゃないらしい。、、、、?どういうことでしょう?
そりゃ、CGを鳥山明さんが書いたとは思いません。けど、あのスライムは鳥山明さん発案と聞いてますが、、、、。
鳥山さんの名前を入れるとお金が発生しちゃうんですかね?
アナザーガンダムにもかならず富野由悠季さんの名前が入っているような感じで鳥山明さんの名前が入っててもいいと思いますけどね。
ここから先は ドラゴンクエスト ユア・ストーリー の感想です。ネタバレしてます!!
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー - キャラクターと俳優
あ、やべ、テンションが、、、、、。
リュカ(リュカ・エル・ケル・グランバニア) :佐藤健さん
そのシーンを告知で使われまくってたのに「ゲェェェェマァァァァァ!!!」と叫ぶシーンは震えました。
ビアンカ(ビアンカ・サント・アルカパ):有村架純さん
中盤に石化される直前でゲマと戦っているときに、すごく簡単にメラゾーマやベギラゴンを連発してたのには違和感が。
タイマンだから仕方ないんだけどさ、最強呪文を走りながら連発されちゃうとなぁ、、、、。
そういえばイオナズンを使ってなかったですね。
フローラ / 占いババ:波瑠さん
今回の映画ではフローラの顔の方が好みです。
劇中で、今回はフローラを選ぶもんだと思ってました。でも最終的にはビアンカ。
それの帳尻を合わせたのがあのオチ?うーん、、、、、。
ヘンリー:坂口健太郎さん
最終決戦で兜をかぶってるのかと思っていたら地毛でしたか。
ブオーン:古田新太さん
私の中のブオーンはもっとでかい。山よりもでかい。
ゲマ:吉田鋼太郎さん
確かにあのおどろおどろしさは鳥山明さんの絵にはないものかも。
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー - ネタバレ感想 ( 35 / 100 )
物語にのめりこめばのめりこむほどあのオチは許されない。
山崎によれば、ゲームの映画化に懐疑的だったため当初は監督のオファーを固辞していたが、「劇場版アニメの成否をも左右するような、ラストシーンのあるアイデアを「思いついてしまった」」ことから、ゲームを映画にする意味を見出し、引き受ける気になったという[8]。原作・監修者である堀井も「ゲームはインタラクティブだからこそ、プレイヤーが主人公であることを実感できる。ところがこの映画は、観るだけで『ドラクエの主人公は自分である』ということを改めて思い出させてくれる。そこが画期的だ」とインタビューで絶賛している
思いついて一晩寝たら「よくあるやつだった」になるアイディアだと思うんですが、、、、。
以下、オチ前までとオチに分けます。
オチ前まで
ゲマのおどろおどろしさがすごい!
王道の敵キャラですよ。雰囲気といい連れている部下の行かれ具合といい、何よりリュカとの因縁といい、見事な敵役でした。
ゲームではゲマの上にイブールってのがいたらしいんですが、全く思い出せない。
ゲマを倒した後に出てくるミルドラースが、存在感でゲマに勝てるか?もうゲマがミルドラースを吸収して究極進化しちゃったほうが熱くなれるぞ!?
惜しむらくはゲマが自分の身を滅ぼしてまでミルドラースを召喚したかった理由がほしかった。「魔界へ来てみたかったんだ。」(仙水忍)でもいい。
たとえ死んでも魔界の門が開けば満足な理由がほしかったなぁ。
戦闘シーンで手に汗を握っているのは思い出補正だけじゃないはず
背中にパパスの剣、右手には杖で冒険に出た姿に少し違和感を感じました(笑)
ブオーン戦のスピード感と多角的な攻撃は見事でしたよ。
教団での最終決戦も見ごたえがありました。手に汗を握っているのは思い出補正だけじゃないはずです。真っ向勝負の地から押しよりも、様々なギミックの入った戦いに好きなんです。
息子が天空の剣を鞘から抜いた瞬間。
ゲームじゃこんなに仰々しくなかったなぁ。
で自分の石化が解けたときに、息子が「僕、天空の剣を装備できたよ」といった時は私のゲーム歴の中で有数の驚きでした。
こちらの演出も嫌いではありませんが、さらっと重要なことを言ったゲームの演出が好きです。
妖精の里に行く道中
子供時代を高速ですっ飛ばしていったので、ないのは仕方がないんだけどね。
ゲームでは子供のころに妖精の里に行って妖精の里の危機を救います。妖精はパパスには見えません。それこそ子供の秘密の大冒険でした。
大人になって改めて妖精の里に行くときに、妖精の姿を息子が見ているって描写がありました。自分が見えませんでした。
子供時代に見えていたものが今の自分には見えなくなっちゃった。ゲーム内での時間の経過を感じたんだけどなぁ。オミットされちゃったか、、、、。
幼い自分に話しかけている姿に泣きそうになる。
幼いころの自分に会った時に感動。DQ5の印象って嫁取りやモンスター仲間化に持っていかれてますが、このやり取りもキモの一つでしょう。こう考えるとDQ5って作り込みがすごいんだね。
「息をする音で雰囲気を壊したくない」そんなことまで思ってしまいました。
ま、端的に言えば、私はドラクエが大好きってことですな。
オチ
ばかやろう!全部ぶち壊しだよ!感動を返せ!!!
そこまでの展開に感情移入しまくっていたからこそ、「全部うっそー♪」と言われた気分だよ?
「驚いた?驚いた?ねぇねぇ今どんな気持ち?ソフビの人形劇にマジになっちゃって今どんな気持ち?」と周囲をうざいダンスをされながら煽られている気分だよ。
すげえCG?うるせえ!!そんなんどーでもいいわい!!
こっちだってな、ふんぞり返って「さあ俺を感動させたまえ」なんて傲慢なこと考えてねえよ!
つくりもんだとわかってて見ているんだよ!感情移入するのは実写よりもアニメよりもCGが一番難しいんだよ!
そちらで提示してくれたものを、こちらも前のめりで受け取りに行くよ!!前傾姿勢で手を伸ばしてるんだよ!!
エンターテインメントってそういうことだろ?提示する方とみる方の空気が合わさって、ほかに見ない幸福な時間を作るもんだろうが!!
そっちで勝手に手を放して「俺様の世界についてこい」じゃねーよ!ついてったところで世界が浅すぎてロクなものが見れなかったじゃねーか。
見る側の期待を裏切るのは手段であって目的じゃねーよ。裏切るなら、それを超えるものを持ってこいや!!
悪いけど、結界をぶち破ってミルドラースが登場するバージョンを作り直して出直してきてもらえませんかね?
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー のベストシーン
映画のキモ
対ゲマの最終戦。
最後の最後で息子との共闘がかっこよかった。
その後のことは覚えていない。
他には
青年期に家に帰ってきたときにサンチョに対して自信なさげだったのに
最後に使命感に燃えた意思を見せたシーン。
かっこよかった。
冗談
メタスラ狩りをやっているときに、上から落ちてきたキングスライムに押しつぶされたところ。
直前に複数のドラキーを一閃でやっつけているかっこよさからの緩急だったので笑っちゃった。
きれい・かわいい・色っぽい
青年期のフローラの登場シーン。
かわいかったです。
ドラゴンクエスト ユア・ストーリー の評判
2.93/5.0 (yahoo映画 2019/08/05)
その他
私のこと
ポケモンスタンプラリーを走るという奇行をしていますが、
不忍池周辺で、ミニのフレアスカートの人を見ました。
パステルカラーで決めたデート用コーデでした。
あのじーさん、いつもあんな格好をしているんだろうか。