こんにちは。フレデリカです。
- キャスト:生田斗真さん、瑛太さん、堤真一さん、仲里依紗さん、本田翼さん
- 監督:三池崇史さん
- 脚本:宮藤官九郎さん
- 公開日:2016.12.23
- ジャンル:テレビ会社制作
- 上演時間:128分
- レーティング:なし
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』の見どころポイント
- 三角関係の理想と現実
- アクションと顔芸
- エロ
では『土竜の唄 香港狂騒曲』のネタバレ感想です
こんな作品でした。
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』の評価は60/100
菊川玲二(生田斗真さん)はやくざのモグラ(潜入捜査)で成功し、日本を取り仕切る組長のボディガードになるまで上り詰めた。
組長の娘である迦蓮(本田翼さん)が誘拐される。玲二は兄弟杯を交わした日浦(堤真一さん)と黒河剣太(上地雄輔さん)とともに香港に飛んだ。
ま、ストーリーの現実性など、あってないようなものなのは原作から引き継いでますね。
警視庁のスーパーエリートの若手のホープという兜(瑛太さん)が香港まで行って、人身売買オークションを世界レベルで作れないと思うんですよ。道徳観じゃなくて、仕事が忙しすぎて香港くんだりまで行っている暇がないって意味で。
そこで現実味はとっくの昔に放り投げているんだから、兜の背景とかいらないよ。なんだよ、あの無駄なやりとりは。”まっとうな道を歩いていればお天道様が微笑んでくれる”的なまとめはなんだよ。
最後の説教はいらないよ。話のでたらめさと画面の派手さを楽しめればいいじゃない。そんな映画だと思いますけどね。
最後は胡蜂(菜々緒さん)とタイマンしてほしかったなぁ。
主人公格である玲二(生田斗真さん)と日浦(堤真一さん)の二人にクライマックスに見せ場がちゃんと用意されていたので、私は映画として満足しているのだと感じています。
誰の功績なのかな?原作?監督?脚本?
私にとって生田斗真さんとはこの映画です。肉体美が私の理想。
原作と私
原作はほとんど読んだことがありません。満喫で最初の方を読んだぐらいかな?それとスピリッツを手にとって、ウシジマくんを探しているときに、見かけることがある感じです。
原作の作者の高橋のぼるさんは私にとってリーマンギャンブラーマウスです。
馬鹿マンガなんですが、そこそこ心理描写や駆け引きが入っていたので、その延長でモグラの歌も見始めてしまい、土竜の唄はまるっきりテイストが違っていたので受け付けなかったのかもしれません。
テンション高めの馬鹿マンガです。そこはいい。ただ顔芸がすぎる。
女性キャラがエロを醸し出そうとしているんだけど、私には絵的にエロを感じないです。、、、、あ、わかった。私が高橋のぼるさんの絵にエロを感じない理由。リーマンギャンブラーで毎回のように脱いでいた子(インドマグロ子。綺麗な二十歳のおねえさんです)がいるんですが、そのシーンがオチだったり、主人公のマウスが一切何も感じないからそれと同調しちゃったのかも。この絵柄の女性のヌードはギャグとして私の頭にインプットされてしまったのかも。
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そんな基礎知識で見始めた映画でした。
監督の力なのかわかりませんが、ちょうどよかったです。
生田斗真さんの顔芸は原作通りで受け入れられたし、女性陣の色っぽいシーンは漫画を見ていた時よりも私に入ってきました。
瑛太さんの演技に見られる私の心情変化
中盤、誘拐された迦蓮とともに倉庫を脱出した後、瑛太さんこと兜は無慈悲に兜は玲二を撃ちます。その時の演技が、抑揚を抑えた演技でした。
それを見て思いました。「昔はこんなが好きだったよなー」
感情をなくした状態で目の前の任務を淡々と遂行する。中二病的にかっこいいと思ってました。
今回は、「またこんな感じかい」と思ってしまいました。瑛太さんの演技を多く見てきているわけではないので、”また”が瑛太さんだけに引っかかる言葉ではないとは思うのですが、飽き飽きしていたみたいです。
アクション
中盤、倉庫でのバトルで、日本映画のアクションの特徴的な取り方をしていませんでした。あの取り方は嫌いなんでうれしかったです。
、、、と、思いましたが、クライマックスではその取り方をしてました。なんなんだよ、あのカメラの少し揺らしながら躍動感を捕捉させてるつもりのような撮り方は。
その取り方されると、酔うんだよ。状況を把握にくくなるんだよ。やめてくれよ....
一番見ごたえがあったのは、トイレでのバトルです。だからこそ菜々緒さんと改めて決着つけてほしかったんだよね。
顔芸
マンガでは受け入れられなかったけど、そういうマンガだったからこそ映画の顔芸を受け入れられました。
クライマックスで本田翼さんも顔芸をするかなーと思ったらしませんでした。ちょっと残念。
エロ
女優さんたち、お疲れさまでした。全員のパンツが見れました。みなさん、一度はM字開脚的な状態でパンツを見せてくれたので、太ももを堪能させていただきました。まぶしかったっす。
三角関係の理想と現実(生田斗真さん・仲里依紗さん・本田翼さん)
理想
中盤に入る直前あたりで、迦蓮が玲二に手を出そうとします。恋愛感情があるとかHが好きだからではなく、経験がないことをコンプレックスに感じているからです。
本田翼さんとしては頑張った、、、というか、事務所と本人がよくOKを出したなと思えるシーンでした。相手が生田斗真さんであり顔芸で観客の意識を持って行ってくれるとはいえ、男の上に乗っかってJrを刺激するんですから。
そこから妄想シーンに入ります。仲里依紗さんが現れて、この男は私のもの!と生田斗真さんをそっちのけで喧嘩を始めます。
事態の中心にいるのに決断を求められないんですね。
現実
中盤のラストで倉庫を脱出したときに、本田翼さんは生田斗真さんにキスをします。それを仲里依紗さんが見てしまいます。
二人は生田斗真さんに、彼女は誰?と詰め寄ります。
事態の中心にいるので両方から決断を求められます。
人間は
自分の知らないところで自分の得するように話が流れていくことをいつでも望んでいるけど、
絶対にそんなことならないよなぁ。
長いシーンではないし、本筋とは少しずれているシーンですが、理想と現実の対比が面白かったです。
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』のCAST
菊川玲二 - 生田斗真さん
ひたすら顔芸してた人。
若木純奈 - 仲里依紗さん
妄想の中でパンツ丸見えでした。
仲里依紗、出産後初の映画出演に不安も 「なんとかやれました」生田斗真も太鼓判/2016年12月23日 - 映画 - ニュース - クランクイン!
兜真矢 - 瑛太さん
ラスボス
明日は土竜の唄公開だよー!!!
— 瑛太 (@mituoda) 2016年12月22日
生田斗真はすごいぞー!!
むちゃくちゃだぞー!!
全裸だー!!
酒見路夫 - 吹越満さん
赤桐一美 - 遠藤憲一さん
こちらでは卵を産む宇宙人役。
福澄独歩 - 皆川猿時さん
びっくりしたことに女性役です。
日浦匡也 - 堤真一さん
もう一人の主人公。
黒河剣太 - 上地雄輔さん
さっさとビルを出てラーメン食べてた人。
轟周宝 - 岩城滉一さん
迦蓮 - 本田翼さん
桜罵百治 - 古田新太さん
胡蜂(フーフォン) - 菜々緒さん
かっこよかったよ
同じような役でした
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主題歌 とサントラ
原作
監督さんと脚本さん
俳優さん
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』のまとめ
- 三角関係の理想と現実
- アクションと顔芸
- エロ
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』のベストシーンとセリフシーン
ベストシーン
女の子がリモコンで日浦を使い、 バッタバッタと敵を倒すシーン。
違和感を感じなかったのは監督のすごさだと思います。とっくの昔に現実性を手放してしまっているので、違和感がなかったよ。世界を作った制作側の勝ちです。
セリフシーン
日浦が飛行機の中で香港の事情を玲二に説明します。その中の一言に日浦が全く意図していない方向で玲二が反応してます。
美女オークション!?
事の重大さよりも壇上に美女が並んでいる姿を想像して喜んじゃっているのが分かりました(笑)
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』の評判
3.8/5
19星/5人
”何にも考えずに見ましょう”って感じ
yahoo映画より(2016/12/23現在)
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監督:-三池崇史さん-
脚本:-宮藤官九郎さん-
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