こんにちは。ヤンです。
- キャスト:山﨑賢人さん 川口春奈さん
- 監督:村上正典さん
- 脚本:泉澤陽子さん
- 公開日:2017.02.18
- ジャンル:青春
- 上演時間:120分
- レーティング:なし
映画『一週間フレンズ。』の見どころポイント
- 川口春奈さんの演技力に支えられた映画です。表示した小道具は全て使っています。
- 感情移入すべきは長谷(山﨑賢人さん)のほうです。
- 川口春奈さんをはじめとした美男美女は得。
では『一週間フレンズ。』のネタバレ感想です
こんな作品でした。
映画『一週間フレンズ。』の評価は65/100
高校一年の春休みに長谷(山崎賢人さん)は図書室で出会った藤宮(川口春奈さん)に一目ぼれする。しかし行き過ぎたおどけ方に藤宮はドン引きしていた。
クラス替えをした高校二年生の一学期。長谷は藤宮に話しかける。藤宮の顔には軽蔑も困惑もなかった。
与えてしまった悪印象さえも藤宮が覚えていないことに長谷は気づいた。
前半は飽きてた。後半はよかったけど、肩透かし気味
長谷が折れずに藤宮にちょっかいを出していた理由が綺麗だからなんだよね。優しくしてもらったとか、性格のいい面を見たとかじゃなくて、ただただきれいだから。結局、顔かい!壮大な設定の割にレベルが低い青春モノだなぁ。とか思いながら見てました。
九条(上杉柊平)が登場したあたりで、物語が動くかなと思って身を乗り出しました。藤宮が厄介な記憶障害になった理由が少し軽い。まゆ(古畑星夏さん)が主人公ならわかるんですが、、、、。事情説明したらまゆは二度と出てこなかったしなぁ。
んで、藤宮が九条を好きな理由も特に出てこないので、イケメンだからってことになってしまいます。優しくしてもらったとか、性格のいい面を見たとかじゃなくて、ただただイケメンだから。美男美女は得だねぇ。
先生(戸次重幸さん)!簡単に生徒の事情をばらしすぎですよ!
一週間だけ藤宮にちょっかいを出していた長谷に藤宮のこと話しちゃダメだろ!
そこは「事情があってな、今後も藤宮は他人と接触しようとしないと思うが、悪く思わないでやってくれ」ぐらいでとどめない?....でもこれだと憶測が憶測を呼びまうってクラスの中で一大ムーブメントになっちゃうかな?
美人とイケメンは得ですね。
長谷がヘタレずに頑張ったのは藤宮が綺麗だから。藤宮が九条を覚えていたのはかっこよかったから。
最後に藤宮が長谷を思い出しました。けど、長谷がなりたい関係になったんですかね?たとえ付き合おうって意味だったとしても、あの場面は「友達になろう」という言葉になるんですが。
今後の関係性として
長谷は藤宮の一番の親友。
藤宮は九条と付き合っている。
その九条は言わないけど長谷に感謝しリスペクトもしている。長谷が藤宮を好きなのも知っている。そんな感じで色々あって長谷に遠慮している。だから藤宮が長谷と会うことを止められない。
ハッピーエンドっぽくまとめてましたが、この状況や九条の態度は長谷にとってかなりの屈辱だと思うんですが、、、
提示された小道具
結構上手に使われてました。
バカでかい辞典
話が動き出す前から登場していたから、意識の外側にいました。でも、ずっとそこにあったからこそクライマックスで説得力が出ました。
ペン
長谷が藤宮のことを思って選んだペンとノート。ノートは焼いてしまいましたが、ペンは残っていました。「忘れたけど、なんかで買ったペンなんだろう」みたいな感じで扱う藤宮を見た長谷は切なすぎでしたね。
キャッキャ言っている女子
イケメンに素直に反応している女子。少女マンガのようです。だから、主人公は女性側の藤宮で積極的な長谷を妄想する映画なのかなと思って見始めました。
このイケメンに素直な反応する女子がいるので、クリスマスに九条に会いに行った藤宮の前に立ちふさがったのが自然に飲み込めたんだよね。
旧友のまゆ(古畑星夏さん)
まゆの登場は不自然なようでしたが、その後の重要キャラとしては自然でした。すっと入ってきて重要キャラに持ち上がった後、用事が終わったら帰っていきました。
ま、まゆの謝罪を藤宮が覚えているのか、初登場の時に知らなかった藤宮の事情を再登場の時にはなぜ知っていたのか、転校しちゃったイケメンと親友(元親友かな?九条が転校した後も総シカトは続いていたようだから)があっているのを見てしまったからと言って立ちふさがるほどのテンションを保てるとは思えないとか、いろいろあるけどね。
川口春奈さんの演技力
私は山崎賢人さんの演技力に不安を感じてました。過去に見た作品で不安しか覚えたことがないからです。
今回は普通に見たけどね。
んで、松尾太陽さんがね、セリフが棒なんです。山﨑賢人さんが感情豊かな対比で、あまり感情を出さない役だったんだけどね。
その中で、川口春奈さんは自然に見れました。「無理」ってセリフとか母親(国生さゆりさん)との会話とか。
実はすごいレベルの演技だったんじゃないか?
彼女の無愛想な表情の中に、「迷惑をかけたくない」と「関わると嫌われてしまう」と見ました、、、、と思ったのは受け取りに行きすぎかなぁ。
ちょっと曲がって見てた
私のほうで曲がってた方です。
特殊設定
最近、二つ特殊設定の物語を見ました。
これらは特殊設定を舞台装置として使っているだけで、特殊設定の根本原因を解決することはありませんでした。物語として盛り上がれば特殊設定を解決する必要はないです。
「一週間で記憶がなくなる」という今回も解決されないと思ってました。それが、、、
、、、あ、いや、解決してないか。まゆの告白で記憶が戻ったんじゃないし、極太の辞典に書かれたパラパラ漫画は過去を思い出したけど、今後のリセット制度がなくなったわけじゃなもんね。
その中で九条のことだけは記憶にとどめてました。イケメンは得だ。。。。。
上記の二つと合わせた三つの中で、本作が一番解決せずにぶん投げたってことかなぁ。面白かったらそれでいいんだけど、、、、なぁ。
川口春奈さん
文化祭準備でドミノ倒しをしてしまい、逃げ込んだ夜の図書室。間違いなくチューするだろと思ってました。
、、、、しなかったね。
二年前はあんだけチューしまくってたのに!
後半は九条とくっついて、明確に長谷にくっつくわけじゃないから、あそこでチューしたら単なる尻軽ってことになっちゃうのかしら?
天燈祭と後夜祭と卒業式の日
あくまで舞台装置なので、突っ込むのはイキじゃないところです
天燈祭
紙袋の中で火を燃やして袋の中の空気を軽くすると浮かんで、空に上がっていく。
幻想的できれいだけど、四谷などという東京の中心じゃできねーよ。というかそんな祭りあるかよ。
ありました。海外だけどね。
後夜祭
キャンプファイヤーの点火に壮大なドミノを作ってましたが、高校生がうまくいくわけないじゃん。設置しているときに絶対に誰かが倒すよ。
んで司会が「ドミノを作ってたんだけど、うまくいかなかったからふつーに点火しまーす((笑))」といったら、会場が大爆笑するけど、やらかした奴が隅っこで泣いている。その絵が綺麗に想像できるよ。
映画製作をするプロ集団でも、あのレベルの仕掛けはドキドキでしょう。あれがうまくいっただけで、その日は居酒屋で大盛り上がりだろ!
ところでなんでドミノネタを二回やったの?長谷のやらかしたドミノ倒しで思いついたってことなの?
卒業式の日
卒業式の日じゃないと盛り上がらないのはわかりますが、事件を詰め込みすぎだと思うよ?図書館の本を返してないからって卒業日に校内放送で呼びかけるっておかしかないかい?もっと前の日じゃない?藤宮が四コマ漫画にたどり着く流れは綺麗だったけどさ。
最近の卒業アルバムに寄せ書きページってあるの?
卒業式が終わった現場で長谷が藤宮に寄せ書きもらってましたが、オレ、体育館で卒業式が終わったら、教室に戻るのであって、体育館からは誰もいなくなると思うよ?あの学校の卒業式は退場はなく、「これで卒業式を終わります」と言ったら三々五々に解散なのかしら?
ま、突っ込むだけ、ゲスな部分ですね(笑)
映画『一週間フレンズ。』のCAST
長谷祐樹-山﨑賢人さん
私の中に演技レベル的なフィルタがかかっていたのですが、今回はつまずかずに入り込めました。
山﨑賢人さん出演作品
藤宮香織-川口春奈さん
綺麗でした!
川口春奈さん出演作品
桐生将吾-松尾太陽さん
映画では、あまり機能してませんでした。原作では重要なこと言ってそうだけどね。
長谷や藤宮が自分のことを行動で表現し、桐生が一言でまとめたり解説したりするといいバランスな気がする。
全く関係ありませんが、最近まで「龍が如く」を友達がプレイしていたのをずっと見てました。0、1,2,3,4,5,6、維新です。
その主人公が桐生と言います。劇中で「桐生」って言葉が出てくるたびに頭の中に「堂島の龍」が出てきてました(笑)
山岸沙希-高橋春織さん
ちょっくらかわいそうだった人。彼女には幸せになってほしいです!
九条一-上杉柊平さん
藤宮の過去そのもの。何があったのかと思ったら、そのまんまでした。
まゆが主人公チームにいたならそれでも深みが出たかもしれませんが、、、、。
九条と長谷の関係が微妙ですね。登場の時に感じたほど悪い子じゃないので、九条はある意味で長谷を本気でリスペクトしていると思いますが、長谷が好きな女の子は自分が付き合っているという状態。
藤宮志穂-国生さゆりさん
綺麗でした。川口春奈さんと並んで歩くと、それだけで絵になってました1
井上潤-戸次重幸さん
長谷を拒否する親御さん。こーいうときは男のほうが弱いですね。
戸次重幸さん出演作品
近藤まゆ-古畑星夏さん
すっと入ってきて、過去の説明を始めても問題ないほど存在感を示し、
役目が終わったら退場していった人。
登場した目的と物語への関連が見事な人でした。
彼女の物語としては、藤宮に自分の思いが使いきれているか微妙だけどね
映画『一週間フレンズ』初日舞台挨拶ありがとうございました🙋💓
— 古畑星夏 (@lespros_seika) 2017年2月18日
たくさんの方が朝早くから会場にきてくださっていて本当に嬉しかったです!
是非これからたくさの方に見てもらえたら嬉しいです😆🌟よろしくお願いします♪#一週間フレンズ pic.twitter.com/pxaPBHdmzV
藤宮隆之-甲本雅裕さん
おそらく原作では一癖二癖あったであろう先生。
甲本雅裕さん出演作品
フミ-伊藤沙莉さん
リア充が(チッ)
一週間フレンズ本日公開です!
— 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) 2017年2月18日
とても暖かい素敵な作品です。
取り上げていただいた
「おばちゃん演技」も
ぜひご注目くださいませ👵🏻#全然関係ない#物の出し入れに苦戦する伊藤#でもいつものこれとは違うメガネっ子#映画で見れます#サブ中のサブの楽しみ pic.twitter.com/w9i6sbDcf4
伊藤沙莉さん出演作品
古文教師-岡田圭右さん
あ、そうだったんだ。うわぁお!とか言わないから気づかなかったよ。
主題歌とサントラとか関連グッズ
主題歌 とサントラ
原作 とアニメ
監督さんと脚本さん
俳優さん
映画『一週間フレンズ。』のまとめ
- 長谷が藤宮に一生懸命になってたのは綺麗だから。藤宮が九条を覚えていたのはかっこいいいから。
- ハッピーエンドっぽいけど、今後、長谷は九条に屈辱を感じていくことにならない?
- 川口春奈さんの演技力と綺麗さに支えられた映画だったと思う。
映画『一週間フレンズ。』のベストシーンとセリフシーン
ベストシーン
交換日記をして数週間後、月曜日に藤宮が長谷を見つけます。
みんなが登校してくるので、隣の川の下駄箱に二人で隠れた時、
笑った藤宮(川口春奈さん)
そこまで無関心を通して能面みたいな顔してた藤宮が笑ったんです。かわいかったです! 前半の山場のカタルシスでした。
セリフシーン
長谷が藤宮と一緒に図書室で本を借りるときに、カードを忘れ、藤宮の名前で極太の辞典を借ります。その時の図書委員(伊藤沙莉さん)の独り言
リア充が
たぶん、非リアの観客にしか気づかない言葉です。
私も理解するのに3秒かかりました。最初は劇場内のどこかで音がしたのが人の言葉っぽく聞こえたような気がしましたが、あれはたぶん、図書委員さんが言ったんだと思う!
ちょっと自信がなくなってましたが、確かに言ってます! 1:06:20あたり
映画『一週間フレンズ。』の評判
3.2/5
yahoo映画より(2017.02.19 現在)
原作を読んでない人は感動。
原作を読んでいる人としては話の軸が違うらしい。
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監督:-村上正典さん-
脚本:-泉澤陽子さん-
俳優:-山﨑賢人さん- -川口春奈さん- -松尾太陽さん- -高橋春織さん- -上杉柊平さん- -国生さゆりさん- -戸次重幸さん- -古畑星夏さん- -甲本雅裕さん- -伊藤沙莉さん- -岡田圭右さん- -岩瀬亮さん-
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どういうことかはさっぱりわかりませんが、
たとえ演技でも倫理に反するものはだめだったり、性的な対象になるのに嫌悪感を抱いていたっていう報道がされています。
周りがどう言おう(「芸能活動とはそういうもの」とか「この程度はまだまだ軽い方」とか)と本人がだめだっていうなら、続けない方がいいと思います。
私にとって清水富美加さんとは大好きなジョーク映画のヒロインなのですが、その映画は彼女が嫌がっている分野を直撃している映画です。
だって、30代のとっつあんが扮する高校生が彼女の履いていたパンツをかぶるとパワーアップするだもん。嫌でたまらなかったかもしれませんね。
「ジョークじゃん!」で済ませられる範囲は人ぞれぞれ違います。彼女が嫌悪感を感じるのは私がとやかく言うことではないですが、、、、ちょっと寂しいですね。