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映画『サバイバルファミリー』感想/評価:65点/結衣の変化

こんにちは。ヤンです。 

サバイバルファミリー
 

 

  • キャスト:小日向文世さん  深津絵里さん  泉澤祐希さん  葵わかなさん
  • 監督:矢口史靖さん
  • 脚本:矢口史靖さん 
  • 公開日:2017.02.12
  • ジャンル:テレビ会社制作
  • 上演時間:117分
  • レーティング:なし

映画『サバイバルファミリー』の見どころポイント

  • 日常から異常事態に移っていく流れが飲み込みやすかった
  • 異常事態だってのにお父さんにときめいちゃうお母さん(深津絵里さん)がかわいい
  • 結衣(妹さん:葵わかなさん)の変化

 

では『サバイバルファミリー』のネタバレ感想です

映画『サバイバルファミリー』の評価は70/100

こんな作品でした。

電気が止まろうが、日常にしがみつこうとする姿は日本の公共機関を信じているというよりは、現状を変える勇気がないってことなんでしょうね。

私は不真面目なので、電車が止まったら「大義名分ができたー!」とばかりに家に帰ります。たぶん、遠目に駅の混雑を見たら引き返します。

 

前半の日常内のパニックの矛盾点に気づいては、ああそうか電気がないんだっけと繰り返してましたw

ライフラインがストップしたら、行政が車でスピーカーで説明して回るだろうよ。住民だけで混乱し続けるなんてありえないよ。、、、、ああ、電気が通じないからスピーカーも使えないか。

なんで大阪より西は電気があるなんてうわさが出るんだよ。嘘なのはわかっているけど、行政が落ち着かせるように広域的な告知を、、、、ああ、電気が通じないから広域的な告知はできないのか

なんで隣町の状況がつかめないんだよ、、、ああ、電気が通じないのか。

 

お母さんがちょいちょいときめいちゃってますw

いつもは頼りなかったり、話を聞かなかったりしているお父さんが、

家族をまとめて強い意志で家族を引っ張るお父さんの姿にお母さんがときめいちゃってます。その姿がなんとも言えずにかわいい。

お父さんが火を起こそうとしているのを邪魔できないでパックのお餅をそのままかじったりね。

 

だからこそ、大阪で喧嘩したときの「お父さんが頼りにならないなんてわかっていることじゃない!」の衝撃がでかかったですね。

深い言葉ですよ。その言葉は本音だけど本心じゃない

 

女性は、自分や家族を守ろうと一生懸命になってくれる男を愛す。それが男の価値観での一流かどうかってことじゃないらしいですよ。

 

「だってぇ。銀ちゃんそばにいてくれないじゃない!」小夏(松坂慶子さん)はスタアではなく、ずっとそばにいてくれる大部屋俳優を選びました。
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結衣の対応力。女は強い。

親を特に尊敬もせず、魚をキモ!で一蹴し、友達との関係性を第一に考えている結衣(葵わかなさん)。一般的な女子高生ですね。

それが最終的にはイカダで戻ろうとする男二人に参加しようとする。

 

女性はやらなきゃどうにもならないと分かった時の、切り替えた後の対応力はすごいですね。男の覚悟を簡単に超えていくよ。

 

テーマは特にないんです。

この映画に家族の絆とかそういうテーマ的なものは感じなかったなぁ。パニック映画だったというか。

異常事態の末に家族が一致団結したって感じもしなかったんですよ。

 

大阪で全員の貯まっていたものが爆発して全員で喧嘩を始めますけど、お母さんの「お父さんが頼りにならないなんてわかっていることじゃない!」の前振りにしかなってなかったし。

その後も特に一致団結感はなかったんだよね。農家を出た後、川でいかだを作り始めたのは、家族としての一致団結感じゃなく、サバイバルを生き抜いてきたから、するべきことを文句言わずに行い始めるようになったって話だと思うんだよね。

 

二年も鹿児島で農業と漁業で暮らしておいて、電気が回復したら迷いなく東京に戻りました。

岡山で農家のじいちゃん(大地康夫さん)の誘いをふっておいて、それもないよなぁ。と思いました。

ま、悩むシーンを差し込んだら、どちらに判断しても(鹿児島に残るor東京に戻る)賛否が出るだろうけどね。その辺をスルーして話を進めちゃうのがテレビ会社制作流ですよ。

 

映画『サバイバルファミリー』のCAST

鈴木義之-小日向文世さん

この人がコミカルになればなるほど、熱い目で見つめるお母さんがかわいく見えました。

 

鈴木光恵-深津絵里さん

しっかり者で家族の軸のお母さん。頑張るお父さんが好き。かわいかったです。

 

深津絵里さん出演作品

鈴木賢司-泉澤祐希さん

そういえば、彼はなんで片思い中の彼女を見に埼玉まで行ったんでしょう?その後出てこなかったしなぁ。

 

泉澤祐希さん出演作品

鈴木結衣-葵わかなさん

日常ではわがまま一杯の女子高生なので、主人公の娘っていう立ち位置じゃなければ、非日常の状態でも同じようにわがままを通そうとして、無視されたりする役です。(殺されちゃえとまでは思いませんが、、、)

けど、今回はそんな女性の切り替えの早さとタフさを見せていただきました。「切り替え」って言っても自分の利益のための切り替えじゃないところに女性の深さを感じたよ。

 

ameblo.jp

 

葵わかなさん出演作品

斎藤敏夫-時任三郎さん

 公式ホームページで「アウトドア趣味一家でイケてるけどイケ好かない」と紹介されている一家の父。

正直言うと、どっかでひどい目に合わないかなと思ってました(笑)

 

 

時任三郎さん出演作品

斎藤静子-藤原紀香さん

その辺に生えている草じゃなくて作っている干物分けてくれてもいいのにねーと思うのはわがままなんでしょうね。

斎藤涼介-大野拓朗さん

 

 

 

大野拓朗さん出演作品

斎藤翔平-志尊淳さん

 

 

志尊淳さん出演作品

古田富子-渡辺えりさん

 あの状態で暴動が起きないのが日本人。物々交換に応じるのが日本人。その行儀の良さを現実性があると受け入れられちゃうのが日本人。

blog.livedoor.jp

 

高橋亮三-宅麻伸さん

 さっさと日常に見切りをつけた人。こういった人が出世するんでしょうね。

 

佐々木重臣-柄本明さん

 ちょっとだけ出てきました。

 

柄本明さん出演作品

田中善一-大地康雄さん

鈴木家がいろんなことを考えるトリガーになるかもしれない人でした。「フジテレビ製作」で「デート用」なので、人生を見つめなおすとかめんどくさいことはさせないです(笑)田中さんのところで息を抜かせてもらいました。

  • 水のがぶ飲み
  • 温かい食事
  • 風呂
  • 布団

私が一番ほっとしたの風呂のシーンかな。お兄ちゃんの梅干を食べたシーンも好きです。

 

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原作 とアニメ

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俳優さん

小日向文世 アメリカへ行く。 『サイドウェイズ』撮影日記

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映画『サバイバルファミリー』のまとめ

  1. 日常の中から、異常事態を受け入れる流れが綺麗でした。
  2. 女性は覚悟を決めたら、切り替え早いですね。
  3. 最後は落としどころ分かんなくなってない?

映画『サバイバルファミリー』のベストシーンとセリフシーン

ベストシーン

鹿児島について、釣りをしているジーちゃんに手を振るおかあさん。

足を負傷したお母さんの座り方がちょっと色っぽかった。

 

セリフシーン

いかだを作って、お母さんと結衣を向こう岸に送り、引き返そうとしたときに、

結衣が言ったセリフ

私も行く!

家族の絆とかではなく、覚悟を決めた女性の強さのようなものを見ました。

 

映画『サバイバルファミリー』の評判

3.4/5

147星/43コメント

yahoo映画より(2017.02.12現在)

 

期待しないで見に行くと、それぐらいのハードルを越えられる。って人が多いです。

内容を楽しみに行くのではなく、「誰かを誘う口実」にはちょうどいい?

デート用ですね。

 

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脚本:-矢口史靖さん- 

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